全国一斉学力テストの中止を!と申し入れ

 22日、「子どもと教育・くらしを守る岡山県教職員の会」と「おかやま教育文化センター」連名での申し入れに参加しました。教育長は不在で次長が対応してくれました。

 ①全国一斉学力テストに参加しないこと。②全国一斉学力テスト中止を文科省に要請すること。③公表をしないことを県に要請すること。の3点。

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 岡山市は、先日の山陽新聞でテスト結果公表に「○」となっていました。次長も「どういう公表ができるか検討している」とのこと。9月議会まで教育長は「テスト結果公表は本来の目的にそぐわない」と答弁していたのに、市長が変わるとこうも変わるのか?!と不信感。

 教育委員会によると「今までも公表はしていた。どういう形が望ましいかを検討しているだけ」という官僚的説明だけど、

普通、「公表」と言えば平均点の公表を一般的に指すわけで、論点をすり替えてるみたいに感じます。

 教育現場から遠ければ遠い人ほど、数字にこだわります。特に政治の世界や企業の世界では結果ばかり求められるから、目に見える形で成果を図りたい。そうなると順位や点数しかない。あ~、単純。。。

 過去にもイギリスでもこの一斉テストは失敗してきた。

 その子自身がどんな成長ができたか、どんな得意分野を見つけてあげられるか、その子なりに自立できる力は何か。現場はそうやってがんばっているんだ。過労死ライン寸前の勤務状況の中でも、「先生、分かったよ。」その言葉で半年がんばれるんだ。このままでは、テストのためのテストや勉強ばかりになる。これ以上追い詰めないでほしい。そんな発言がありました。

 現場をよく知る教育委員会だからこそ、こどもの成長を守る先頭に立ってがんばってほしい!大きな大きなエールです。

 

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