相談教室・適応指導教室の在り方・・・市民文教委員会にて

 今日は丸一日、市民文教委員会がありました。

一日で終わらず、明日の午前中も継続されます。2012年度当初予算の資料請求などもあるので、しっかり審議することは良いことだと思います。長引くことをそんなに嫌がらないで~委員のみなさん。

 気になったのは、教育委員会でだされた「相談教室・適応指導教室の在り方に関する基本方針(素案)」です。素案ですので、6月議会ごろに向けて取りまとめていくということです。

 不登校の発生率が小学校で全国ワースト1になってしまった岡山県です。全ての子どもの発達と社会的な自立の保障を!という視点でとてもとても大切な案件だと思います。

 岡山市には3つの適応指導教室があります。東部・南部に2つを新設して位置的バランスを取る方向性や、既存の1つを建て替えることなどが示されています。が、、、まだまだ現状と課題の分析が充分示されていません。

 やはりソフト面の充実も非常に大切だと思いますし、いろんな視点が重要です。慎重に検討していくことが必要です。みなさんのご意見お聞かせください。

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↑ラポート牧山。自然に囲まれてとてもいい環境なのだそうです。

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「相談教室・適応指導教室の在り方・・・市民文教委員会にて」への2件のフィードバック

  1. 写真は、「ラポート牧山」ね☆
    適応指導教室、確かに東区と南区にはないので、どこに住んでいても通えるように、新設することは良いと思います。
    良い施設があっても、遠くて通えなかったら意味無いですから。
    でも、あれば良いと言うものでもありません。
    私はまず「適応指導教室」という名前を聞いて、「学校に行けない子どもたちを叩きなおして適応できるようにしてやる」教室、のような印象を受けました。(もっと他に良い呼び方ないのかな~??)
    でも、実際に不登校になった子どもと「ラポート」を訪れると、
    自然に囲まれたとても良い環境ですし、大人や学校の都合ではなくて、子どもを中心に考えてくれる場所だったので、本人が行く気になり、今も楽しく親子で通い続けています。
    本来は居住区の学校が、子ども一人一人に合わせた丁寧な対応が出来ればよいのですが、それが今なかなか十分にはできない分、こうした「適応指導教室」のようなものが必要だと思います。でも実際、箱物はあってもまだ十分に活用できていない部分もあるように思います。実際私はこの適応指導教室の存在は、学校からではなく、自分で調べて知ったのです。学校側も、不登校になった場合に学校だけで抱え込まずに、使える相談機関や適応指導教室の存在などを紹介できるようにしておく必要があると思います。
    本人や、家族の困り感に耳を傾け、焦らずゆっくり本人のペースで、「生きる力」を培う場所であって欲しいと思います。

  2. あんみつさん、ほんとうに貴重なご意見ありがとうございます。この度の委員会でも参考にさせていただきました。
    まさにおっしゃる通りで、学校に戻してナンボという考え方自体を見つめなおさなければならないのではないかと思っております。エジソンだったかな、、小学校に行かなかった偉人は。
    活用できる存在になるために、しっかり現状分析をしなければならないと思います。
    ラポート牧山、、、そうだった!!!

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