仙台市で避難所となっている高砂市民センターを視察することができました。日本共産党仙台市議団の高見のり子市議のご紹介です。
館長の浅見健一さんにお話しを聞くことができました。
防災の街づくりには、普段からの地域のネットワーク、そして地域のリーダーづくりがいかに大事ということを改めて実感することができました。
高砂市民センターには、地震当時、約1000人を超える人が非難してこられたそうです。津波の水がすぐ駐車場前まで迫りながらもぎりぎり被災を間逃れた施設だったのです。
しかし驚くことに、館長が仙台市に必要物資の要請連絡をしたところ、「指定避難所」ではないからという理由で、何度頼んでも支援を断れてしまったそうです。。。うそ?!
非難してこられた方のいのちを絶対に守る、という強い意志の館長は、近所中を駆けめぐり、支援物資を自前でかき集めて乗り切り、今や他の避難所に支援するまでになっています。助けてくれたのは、普段から顔見知りの地元企業や保育園などの施設でした。消防職出身の館長いわく、日ごろから防災の観点で、地域や地元企業を巻き込んできたということ。
顔の見える地域のネットワークと地元企業との連携、さらに館長の強いリーダーシップで、大きな危機を乗り越えました。
岡山市では安全・安心ネットワークが推進され、各公民館に専門職員が配置されます。機能するシステムにしていかなければならないと強く思いました。
↑避難所の様子
↑ 支援された本など。
↑ 閲覧できる情報。
↑ 支援してくださった企業・団体・個人などの情報を説明してくださる館長。
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