被災地視察・・・仙台市【海側】

 海側では、内陸に何キロにもわたって津波に襲われ、見渡す限り今もガレキが散乱する状態でした。テレビで何度も目にしていましたが、その場に立つとその波の勢いに圧倒されます。

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↑ 防風林は根こそぎ抜き取られ、凶器となって家々を襲いました。

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↑ 田んぼの中は重機が入れないので、今も多くの車やガレキが散乱しています。ときどき「×」印がついた車や家があります。その数だけ犠牲者が見つかった印だそうです。胸が痛みます。ビニールテープで囲ってあるガレキの山は遺体捜索が終わったという印だそうです。広大なエリアが被災しており、一歩一歩進んでいくという印象です。

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↑ 荒浜小学校。体育館は壊れ、校舎も3階までつかったそうです。

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↑ 中野小学校。600人近くが屋上で一夜を過ごし、ヘリコプターで救出されました。仙台市は校舎の耐震化率100%だそうです。その効果もあり、校舎の倒壊による被害者はゼロでした。今回は在校時間での地震発生でもあり、一時避難の貴重な場所として耐震化の必要性を実感しました。岡山市の場合は体育館の耐震化は終了したそうですが、校舎はまだまだ60%台です。早急に対応しなければなりません。

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↑ 住宅が密集していたという周辺は壊滅状態です。

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↑ 津波の威力のすさまじさをものがたります。看板か何かと思われるポールが下から折れていました。

↓ そのポールではないかとも思われる残骸が近くに。

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