oniビジョンに出ました。~議会改革・その2~

 討論会でも、議会を会社の役員に例えて少数精鋭であるべきとか、アメリカのサンノゼ(だったかな?)の少数議会を引き合いに出しておられる方もいました。

 ちょっと待って~☆。

 会社の組織と議会は全然違うでしょう~☆

 会社というものは、基本的に利益追及という一つの目的のための組織で、意思決定は専門知識や経験がある少数精鋭の幹部が行ってもいいかもしれません。トップダウンでも成り立ちますよ。その分、潰れたら経営陣が責任を取りますし。

 しか~も、社員は会社の方針が合わなければ、辞めるという選択肢もあるし、入社試験時にも選択できます。

 

 社会は違いますよね。(字は似てるけど。)

 いろんな人がいて、弱者も強者も共存している中で、誰もが最低限の幸せを保証される「公共の福祉」を支えるのが政府・自治体の大きな役割です。

 その政府・自治体を支える根本が議会。(民主主義だもん~。)いろんな人の意見を反映して、自分たちの暮らしにとって何がより良いのかしっかり議論や提案するところがその議会では??

 特に、声なき声となりがちな社会的弱者も支える力量が真の先進国だと思うのです。 

 議員の数を激減させて、少数意見がしっかり反映できるでしょうか?市議に比べ県議が縁遠いという意見がよく聞かれるのは、圧倒的に数が少ないからでは?

 会社でいうところの社長である「首長」の独裁を許さない、2元代表制なんです☆ 名古屋や大阪のような、首長が独裁体制を築く議会は、それこそ議会の意味がないじゃん☆。首長の判断が間違っているかもしれないとき、YESマンの議会でどうするの??☆

 ちなみにアメリカの地方自治は、日本とは大きく違うので、一概には比べられません。州の裁量で、市や郡や町や村が自由にあり、しかも自ら申請しないとそういう自治体すらなれない☆ようです。国民の2割が非自治体エリアに住んでいるという国です。不思議だ。まだまだ私も勉強しなければ、、。

 

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