格差ってこういうこと?

 初めて生活相談に立ち会いました。本当に困っている人たちを助けたい。その思いを強く感じる場でした。

 50歳台の女性(とても若く見えた)。パートナーには先立たれてしまい、ご自身は数年前に派遣切りにあって今は直雇用でアルバイト同然。仕事量も減って、先月のお給料は約7万円だったそうです。2人の時から住んでいたアパートは家賃が5万円。引っ越すにも敷金礼金が無くて引っ越せない状態で、今日手持ちの現金が6000円でした。給仕のアルバイトなどをして光熱費を捻出していたけれど、腱鞘炎になってしまったのです。

 国民年金も市県民税も払いたくても払えない。病院に行きたくても行けない。

 こういう方々がたくさんいるそうです。

 一方では、8億も7億も受け取る社長がいる。

 格差がありすぎでしょう~。

 全国で200人を超える1億円以上の報酬をもらっている会社役員の所得税減税額は、一人当たり平均2368万円に達することを、昨日衆院予算員会で笠井議員が指摘しました。トータルで53億近くです。は~。

 資本主義を否定しているわけではありません。稼いだのなら、それに応じて国にも投資して欲しいと思います。

 先進国が途上国を支援するように、富める人が能力に応じて負担をする。明日の生活もままならない人からむしり取る消費税を上げる前に取るべき施策はたくさんあるはずです。

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「格差ってこういうこと?」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。 中区在住の男性(51)です。
    政令市議会選挙での、議席確保という課題への若い皆さんの挑戦に、勇気をいただくとともに、こちらも頑張らなくてはと思います。
    さて、春からブログを拝見していて、子育てしながらの候補者活動、大変だろうと思いますが、子ども・女性そして様々な社会的弱者の立場で考え行動される議員としての活躍を、期待しています。
    これから、「走りながら学ぶ」日々となることと思いますが、
    健康に気をつけながら、周りの仲間の力におおいに依拠して、頑張ってくださいね。
    私事ですが、この三年あまり日本軍「慰安婦」問題の解決のためにささやかながら活動をしています。岡山市議会でも8名の女性議員さんたちの尽力で、3月19日に「決議」があげられましたが、ほとんどの市民には、その事実さえ伝えられていません。岡山市と友好交流都市縁組を結ぶ、大韓民国広畿道富川(プチョン)市議会へは、「決議」採択の事実は伝わっていますが、「・・・決意し、行動する」とした岡山市議会の、具体的な行動はいまだ見えてきません。
    たくさんの課題のなかのひとつではありますが、ぜひともこの課題に深い関心を持っていただき、ともに問題解決へ向けてご尽力いただければ、と願っています。
    最後に、この記事の文末に、「後進国」という表現をお使いですが、「途上国」と記されるのが適切かと思います。
    不特定多数の市民に公開され、支持者以外(反対者)もみるものですので、表現は吟味していただけると幸いです。
    今後も楽しみにさせていただきます。

  2. コメントありがとうございます!!
    早速、修正しました。助かります。なかなか気が回らなくて、いろいろな方にチェックしていただけるのはありがたい限りです。日記みたいに気軽に書かなければ続かない分、今後も不適切な表現が多々あると思います。(確信) なにとぞなにとぞよろしくお願いします。
     従軍慰安婦問題をはじめ、戦後65年たってもたくさんの課題が残っていますよね。しんぶん赤旗の「併合100年」特集も興味深く読んでいます。いろいろご教示いただきながら、できることを精いっぱい頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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