29日の市民文教委員会で
県の「頑張る学校応援事業」の実施要項が示されました。
県下で30校(校区)選んで100万円を進呈するというもの。
失礼な話です。
頑張っていない学校があるのでしょうか。
複雑化する社会構造を反映している公立学校で、
本当に現場の先生は大変です。
数値に左右されない取り組みを評価したいと市教委は必死に説明しますが、
「選定対象」として、
「学力や問題行動等の改善に成果が見られた学校とする」
とはっきり書いてあります。
伊原木県知事の目玉事業ですが、
岡山県は全国学力テストの順位10位以内を堂々と掲げています。
数値ありきなのは明らかです。
目立った取り組みに傾倒する可能性だってあるのではないでしょうか。
だいたい、こんな短期間で何を根拠に選定できるのでしょうか。
本当に困難を抱える学校にこそ、
手厚い予算が必要です。
連続して受賞する学校が出て、
いつまでも選定されない学校が出るかもしれない事を否定しませんでした。
格差を広げるだけだ!(怒)
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