人権連(全国地域人権運動総連合)の全国研究集会で、渡辺治さん(一橋大学名誉教授)のお話が印象的でした。遠目には40代にしか見えませんでした。憲法と同い年とか。
お昼下がりの時間帯で、午前中の練り歩きあいさつがたたったのか、正直言うと開始当初はもうろうとしてしまったのですが、、、、だんだんバッチリになりましたよ。
いくつか印象に残った話。
普天間基地問題の迷走は首相が鳩山さんだったから?!この度の政権交代が、反貧困、反構造改革、そして沖縄の平和という思いを集めて果たしたものだと彼自身はよくわかっていたからこそ、ここまで粘ったのではないかということです。自公政権は論外ですが、小沢さんや岡田外相だったらとっくにスパッと切り捨てられているはず。なるほど。
鳩山首相に足りなかったのは、アメリカの圧力を押しのけた後どうなるか、どうするべきかの‘確信’。福祉の公約の後退も財界の圧力に屈したのは、明確な青写真、確信が無かったから。なるほど。。。
もうひとつ。
年越し派遣村が、政府をも動かすほど大きな注目を集めたのは、ネーミングもさることながら思想信条にとらわれることなく、はじめから舛添さんや管さんなど政府や保守系要人を取りこんだこと。
私達の活動も、強い信念や確信があるけれど、押し売りになってはいけない。すでに9条の会やたくさんの運動がそうであるように、目的に共鳴を、方法に最大の影響力を、などなどが大切で、、、共闘のスタイルでこそより多くの人に‘確信’を広げる運動ができるんだろうなと改めて思いました。
地域の運動が衰退すれば憲法が衰退し、盛り上がれば憲法が生きてくる、という言葉。奥が深いですね~。
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特別報告をさせていただきましたが、時間がなくて本音が言えなかった事は残念でした。
民主党政権の裏切りには全国の障害者は怒りだけでなく、労働者派遣法改正への強行採決の道具へ使われた事に「糾弾」するものです。
この日も、私自身4日間ほとんど怒りが強くて寝れなかったものです。
おかげで、目の具合もあまりよくなくて原稿を読むのに四苦八苦しました。
皆さん、言語障害の事もあり理解されたかどうか?
少し心配でした。
人権連の皆様へは感謝しているものです。
清水さんの報告、しっかり聞きました。
会場を見渡すと(2階に座っていたのでよく見えた)、ほとんどの方が資料をめくりながら真剣に聞き入っていましたよ。ページをめくる際の音がそろう程。
翌日の垣内さんの出陣式に寄せられたメッセージで怒りのほどがうかがえました。
人のいのちの重みを駆け引きに使い、簡単に言ったことを覆す。政治の汚さを感じ、本当に許せません。
障害者自立「阻害」法直ちに廃止!の声、あげ続けましょう!!そしてその願い必ず!!!