幼保一体、ちょっと待った

 昨日、岡輝学区の学校運営協議会がありました。

 岡南幼稚園、保育園が幼保一体の試行園になっている件が、話題に上がりました。

試行園発表から一年、ここへきて給食室や渡り廊下を新設する図面が出てきて、「何じゃこりゃ!」という事になっています。

Youho

*せっかくフェンスを外して行き来できるようにしたのに、

 動線を断ち切るように大きな給食室?!

*築45年と築43年の園舎をつないで、今後どうするの?

*子ども園って?

 年末に、学校運営協議会で一年ぶりの説明会を行い、異論や質問が相次ぎました。

 委員の中には、「いまさら言っても遅すぎるのか?」「時間が無い」という声もありますが、逆に急ぐ必要こそ無いと思います。地域で支えてきた公立幼稚園、保育園です。地域の声を無視して強行しても絶対いいことにはなりません。

 だいたい市がこの図面を出して保護者に説明したのは10月29日です。「こりゃいかん!」と思い、私も11月議会で取り上げ、学校運営協議会にも資料を出していただきました。それまで、何もかも未定でボヤンとしていたから、議論にもなりにくかったのだと思います。

 これからが、しっかり地元と協議する時間なのではないのではないでしょうか。

 そもそも、子ども・子育て新システムスタートのH27年4月に間に合わす必要は一切ありません。全国的にも公立園で無理やり子ども園に変身しようとしているところは、ほとんどありません。

 ほんとに「全国に先駆けて」という言葉に弱い。

保留児だらけの岡山市で、子ども園の需要は低く、混乱するだけです。

立ち止まって、子どもの目線で考えなければなりません。

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