里親制度をご存知ですか。

　「DV防止サポートシステムをつなぐ会」総会＆運営委員会に参加しました。（今年度の運営委員になってしまいました。超党派の女性市議・県議が多くを構成する会で、ヒジョーに場違いな感じが。。。）

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　一緒に企画されていた研修会では、岡山市こども総合相談所の所長さんがお話されました。私は、そこで初めて里親制度というものの概要を知りました。

　虐待を受けたこどもを家庭的な環境の下で養育する制度です。基本的には養子縁組と違い、保護者が公正するまでのあいだ社会的に養護しようというものです。児童虐待の増加にともない、里親に育てられているこどもが全国で3万6千人以上いるそうです。

　岡山でも30組の里親登録があり、現在15人のこどもが里親のもとで暮らしているそうです。でも、まだまだ里親候補がたりないとか。相性や諸条件などとても慎重にマッチングする必要があるので、里親はこどもの3倍は必要なんだそうです。一人でも多くの方に、この制度を知っていただきたいと思いました。

　昨年度岡山市では、生後2カ月未満の乳児も6人保護されているそうです。ほんとうに心が痛みます。こどもに罪はありません。ひとりでも多く、そして早く、救わなければと思います。しかし、親を取り巻く環境も複雑になってきているのだと思います。多くの方が自分自身もDV被害者だったり。。。

　所長さんが言われていた「本当に救うべきは親の方だ。」という言葉が印象的でした。

田中のぞみ：日本共産党岡山市議