西古松の住宅密集地でのマンション建設問題に関して、住民の方が年末に会を立ち上げました。「西古松生活環境を守る会」です。

↑ブルーシートのかかっているお宅は、夏の解体工事で40か所以上のヒビが入り、ひどい雨漏りに、、、。現在修復作業中。この東側は、ぎりぎりくらいまで建物が迫る予定。

↑北側。

　町内会による説明会以後に出た追加の要望もまとめて、会として業者側に出しています。工事期間中の連絡体制、ペット飼育可についての条件、雨水・下水対策についてなどです。特に台風12号で浸水した地域なので、既存の排水設備を利用するという今の計画では不十分！というのは、もっともな意見だと思います。

　12日、会と岡山市の建築指導課と懇談を持ちました。

残念ながら、建築基準法に違反していない限り、市として指導できる範囲は非常に限られるとのこと。

　住民の安全・安心な生活を守るのが市の役割でもあるはず。市の指導要綱で業者側は、紛争が起きた場合に誠意に対応する旨を市長あてに誓約書も出しています。現在時点で、業者側からは無しのつぶて。

　規制緩和の問題点、政令市としての制度整備の遅れも指摘されながら、住民の立場でしっかり指導をしていただくようお願いをされていました。

　驚くことに（？！）早速翌朝に、市の建築指導課より現地視察に来てくださったようで、真摯に受け止めてくださった姿勢に感謝されていました。

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