個人的には大変勉強になりました。
昨日、地震について専門家の先生による勉強会がありました。
阪神・淡路大震災以降進んでいる研究によると、地震のゆれの大きさは、地層に大きく関係しているようです。硬い花崗岩の上とやわらかい堆積層の上では、揺れの大きさも時間の長さも比較にならないほど違います。
さらに、堆積層や埋立地の地下深くの花崗岩の形状によって、ゆれが集中するところがあるそうです。
↑こんなイメージ。(http://www.n-buturi.co.jp/service/environment/deepground/より)
岡山市でも作成している「ゆれやすさマップ」には、それがぜんぜん反映されていないそうです。
岡山市は多くの地域が埋立地や堆積層のエリアなのでもともと揺れやすい上に、液状化現象に見舞われることも必至。堤防といった設備だって、花崗岩層までしっかり杭を打てているのか。。液状化が起これば杭ごと堤防が傾くこともあるのです。
課題はたくさん。
しかも、いまも大きな余震が起こっています。いつ、東海地震の引き金になるかもわからないのです。他人事ではありません。
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