子どもへの性暴力被害を考える

 今日は、DVサポートシステムをつなぐ会(私もなんちゃって運営委員です。)主催の講演がありました。川崎医療福祉大学の鈴井江三子先生の講演です。

 「子どもへの性暴力被害を考える」

 衝撃的な内容でした。

 35歳にして初めてリアルな性暴力の実態を知った気がしました。重い内容です。先生が2次被害についても言及されていましたが、なるほど、第3者から聞いているだけでも深い憎悪感や吐き気まで感じます。

 でも、露出魔との遭遇なども含めると女児では6.4人に1人が何らかの被害者という統計。身近な犯罪です。

 驚いたのは、被害者の割合は保育園児~小学校低学年が一番多いこと。加害者は中高生が多いこと。

 どうやったら、子どもたちを守れるのか。

一に予防、二にサインを見逃すな、三に連携。そんな風に理解しました。まだまだ浸透できていない危機感と知識。若いママたちにしっかり学んでほしい内容でした。  

 平気でコンビニでポルノ誌が売られている国で、性暴力という意識の改革を進めていくのは、何よりも大人たちのタブー意識の壁が大きな障害だというニュアンスの先生の言葉が印象的でした。

 私たちも伝道師となって、みんなで子どもたちを守る社会を築いていかなければと思います。

Photo

(鈴井先生と。一番大きい方です。)

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