「福祉・医療・教育・子育て」カテゴリーアーカイブ

教育長に申し入れを行いました

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 6日、全国一斉学力テストの中止を教育委員会に申し入れ、教育長、次長と懇談しました。「子どもと教育・くらしを守る岡山県教職員の会」と「おかやま教育文化センター」の連名での申し入れです。

 岡山市は来年度、全校で実施予定です。

 教育長は学校や自治体の順位の公表には否定的ですが、公教育の性格上、順位を公表しろといわれたら裁判でも負けると指摘されました。順位ばかりが一人歩きし、テストのためのテストになりかねません。市教委はその危険性をもっと認識する必要があると思いました。

 岡山県は「夢づくりプラン」で全国10位以内を目標に掲げました。 過去問を徹底的にやれば達成できてしまうかもしれない学力向上を目標に掲げることに何の意味があるのでしょう。

 本当の基礎学力をどう身につけるのか、教育再生に向けて何が必要なのか、来週、犬山市と茨木市に勉強に行きます。

 

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DVサポートシステムをつなぐ会でバザー

 9日、年に一度のDV啓発バザーを行いました。

 DVサポートシステムをつなぐ会は結成10年目。会には女性市議7人も全員参加しています。

 結構好評で今回も売り上げは数万円になっているようです。活動資金に充てられます。

↓県議、隣接市議、関係者のみなさんと。

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 先日は、女性議員で市立の母子寮の見学に行きました。子ども連れの方の緊急避難的シェルターのような役割を果たしています。自立まで支援するには課題も多いことが分かりました。なんといっても人員不足。なんとかせねば。

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ワークライフバランス調査特別委員会で勉強会

 木曜日にワークライフバランス調査特別委員会がありました。竹永さんが委員長。

 この度岡山市が市民共同で作ったジェンダー統計のリーフレットを勉強しました。市町村としては全国初だそうです。

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 少子高齢化社会の中でこれからは、女性の労働力だって非常に貴重になってきます。でもそこには大きな格差があり、困難があるわけです。まずは現状を知る・知らせるということが大切。

 勉強会のもう一つのテーマは保育の現状でした。言わずと知れた岡山市の大きな課題ですが、ワークライフバランスの観点で病児保育の少なさや待機児ゼロの定義などが改めて議論になりました。そこで現在900人いる保留児の受け皿となっている認可外保育園の基準について知らなかった事実が☆

 認可外保育所は保育士のうち2/3は資格が無くてもよいそうです。良い保育を行っている先進的な認可外保育所もありますが、ビルの一室のような保育施設もあります。改めてただの託児所でもOKなのかと痛感。

 一人一人の発達に応じた生活習慣の習得や心の成長を保障してくれているプロ集団の認可保育園。国の新システムでは認可外保育所も認可保育所と同等扱いになります。どこに預けても同じ岡山市の子ども。しっかり基準を上げるよう求めました。

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社保協の対市交渉がありました

 先週月曜日、水曜日に社会保障推進協議会の来年度予算要望について市との懇談がありました。

 国民健康保険、介護保険、生活保護行政、医療費助成に絞っての懇談です。印象に残った点3点。

 ①子どもの医療費無料化拡大に関しては、小学生のお子さんを持つお母さんの切実な訴えがありました。

 就学前までは通院も無料なのでアレルギー治療もお金のことを気にせず受けることができたけれど、小学校に上がってからはなかなか行けない。少々のことではつい「がまんせられ」と言ってしまい、特に命に直結しない歯医者関係は顕著で、結果的に大きな出費につながり本人にも辛い思いをさせてしまったとのこと。親として情けないと声を詰まらせました。

 ②国民健康保険制度では、保険料の減免制度について広島市のように一時的な困窮者だけではなく恒久的な低額所得者を対象とするよう強い要望がありました。広島市でできるのになぜ岡山市でできないのか。 おっしゃる通り。

 ③病院の無料定額診療については、岡山市はH13年度の国の通知をもって無料定額診療を抑制すると答弁し、国会答弁からも市議会答弁からも後退していると強い指摘がありました。課長が変わったら答弁も変わる?!

 いずれも財源が厳しい中でいかに住民の福祉を保証するか、担当課は砦となって頑張ってほしいものです。しっかり財政局に市民の立場で訴えるという気概がうかがえなかったのは残念でした。

 

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子どもと貧困公開セミナーに参加

 先週金曜日に、県小児科保健協会主催の児童虐待防止シンポジウムに参加。そこで得た情報で日曜日には、岡山医大で開催された「子どもと貧困」の公開シンポジウムにも参加してきました。

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 医大でのシンポは、妊娠中からの母子支援の即戦力育成プログラムの一環だそうです。

 医大の中塚幹也教授の研究が興味深かったです。児童虐待には、望まない妊娠、若年妊娠などの率が高いことから、妊娠中からの支援が必要ということ。また貧困との相関関係もあります。飛び込み分娩や気になる妊婦について岡山県では各産科医・保健師と連絡体制を整えているということです。

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子どもの医療費無料化の拡充を

 今日朝、子どもの医療費無料化をすすめる岡山の会が、医療費無料の拡充を求める署名と要望書を提出し、私も同席しました。議会にも陳情を出しています。

↓医療助成課との懇談

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↓5000筆余の署名

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 今岡山市は、就学前まで通院無料、中学卒業まで入院無料まで拡充してきました。が、県下では最低レベルです。

せめて小学校卒業まで通院も無料に。

H21年に政令市になる条件の一つとして、県からの補助が段階的に打ち切られ市の財政負担が増えました。(何だ!その条件は☆)

 「アトピーがあっても小学校に上がってから病院に行っていない。なかなか治らないけれど、お金がない。」という声も出ました。持病がある場合は本当に大変です。

 引き続き署名を集めるそうです。ぜひ御協力をお願いします。

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特別支援学級にエアコンを

 29日、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会が小中学校の特別支援学級にエアコン設置を求める申し入れを行い、私も参加しました。

 障害を持つ子どもの中には体温調節ができにくい子がいるそうです。実際この夏、おとなりの市で支援学級に通う児童が学校を休んでいたという例が分かりました。エアコンは設置されているにもかかわらず、30度を超えないと校長の使用許可が出ないというケースでしたが。。

 教育を受ける権利を奪われたことになります。

 岡山市では、そのような相談はあがってないという事でしたが、近年の異常な暑さの中、通常学級ですら体調を崩す児童生徒が出てくるのは時間の問題かもしれません。

 岡山市の回答は消極的です。

 *今は耐震化に全力をあげている

 *扇風機を全教室に設置したばかり(一歩前進)

 *特別支援学級に限らず全体として考えなければ、、

 *基準が無い

 まずは、障害のために体温調節ができない児童生徒の有無を含め、実態調査をしていただきたいと思います。

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生活相談

 議会が終わると生活相談の対応が増える気がします。議会中に対応できなくてお待ちいただくからかな。。

やはり、生活が苦しい・仕事がないという相談が多いと思います。今日もこれから対応です。

生活福祉係の方にお世話になります。

ちなみに、H24年度当初予算でも、生活保護などの扶助費は5億円増を見込んでいます。これで消費税が上がれば本当にどうなるのか。さらにTPP。どれだけ生活困窮者を出そうとしているのか。餓死者増えるよ。。

 長い目で見れば、しっかり地元経済・内需を応援することこそ、税金増収につながり、支出を抑えることができるのは間違いないのですが、、、。

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おススメ・角谷さんの講演(6日;人権と文化の夕べ)

 明日6日に人権と文化の夕べで講演される角谷敏夫さん。日本で唯一の刑務所内の中学校の先生(法務教官)として勤務されていた方です。ドラマにもなった。

 以前に講演を聞く機会があって、ボロボロ涙が勝手に出てきたのを覚えています。「学ぶ」ということが、人間の尊厳とか人間そのものというか、、に直結しているんだな~と感動しました。学ぶ機会に恵まれなかったことで生き方が限定されてしまったともいえる受刑者の人生とクロスして、、、☆。おススメです。(私、行けないけど、、、)

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学校給食のつどいで食育の大切さを痛感

 昨日、学校給食のつどいがありました。

岡山在住シニア野菜ソムリエの江草聡美さんの講演がありました。↓ボケボケ写真。

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食育とは、食選力と調理力を身につけ、良く生きる力を養うこととも言われていました。知育・徳育・体育のベースになるのが食育。

 そのためにも、各学校に栄養士がいるということはとても大切なことなんだと改めて思いました。給食が完全民間委託になっている学校では、朝9時に隣の市のセンターから届けられ、シチューも煮詰まっているとか。。。噛み噛みメニューとか、いろんなアイディアとか保護者が言っても、、何も対応できない、残飯は大量。。メニューの説明もあまり無くて、食に対しての興味を引かないとか。産地も分からないし。。

 岡山市では、1校1栄養士を実現しているのですが、来年度4人の退職者に対し、退職不補充として非正規になる予定。こういうところはしっかり守らなければ!!と改めて思うのでした。

 ちなみに、江草さんは、元山陽放送のアナウンサーだそうです。どうりでお上手でわかりやすいお話でした。

 いただいたふくふく豆。↓

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